今日のお土産はコースターでしたリトアニアで作られたもので、大体直径が8センチ前後でしょうか?おそらくレーザーでカットされた植物がモチーフになっています。 断面の明度が低いため、明るい仕上がりのダイニングテーブルの上に置いても形がきゅっとしまって見えてきます。デザインは明快なメッセージが心地よく、木肌を活かし余計なものは全て排除している。もちろんコスト的にも理にかなってはいると思いますが、デザインとしてごちゃごちゃしていなく美しい代物です。
単純であるからこそ、モチーフになった植物のラインの取捨選択が大事になってくるデザインであり、それ故に具象的表現とはまた異なる力量が問われているはずです。
日本においても、円に合わせてデザイン(図案)を展開していくことが、丸盆や茶托に対して古くから行われていましたが、どちらかと言えば地と図の関係で余白をうまく利用した良質なデザインが多く、このコースターとは趣がちがいます。今回のこのコースターはその意味では地が無視されるような完全なる脇役ではありますが、図にあたるモチーフがミニマルに展開され品格を保っています。
早く使用して、そして、このコースターに合うグラス探しも楽しみになってきました!
一方こちらはどのようなデザインコンセプトからこのような意匠になったのでしょうか?現在、アルテッククレッシェンドは正面木部の凹面のサンディングに取り掛かっています!
つづく…。