そしてユニットをバッフルに留めているネジにアクセスします。外見上そのネジの頭になめた跡がないか?回した際にトルクに違いがないか?確認しています。そのようないじった証拠がないか確かめながら外すと、ネジには見られなかった違和感がしっかりとバッフル面に残っていました。
通常3本で留められているツィータ-ですが、バッフル面に残っているその跡の数は6つ…。明らかに留め直しています。ネジ自体にその痕跡が確認できなかった、ということは大変丁寧に取り外し付け直したか?またはネジ自体を新しいものに交換した、ということになります。仮に交換したならばその交換時期にもよりますが、もう片方のツィータ-のネジの状態にもよると考えられます。また、アルミリングの状態も観察の対象になりますが、さほど差は感じることが出来ませんでした。しかし、これは何かあるかもしれないという頭の中のサイレンが鳴り始めます。ボイスコイルから伸びるリード線がユニット端子に留められている状態も注意深く見ていきます。
一方、スコーカーJBL LE5-2は完全に赤さびが浮いているネジとそうでないネジがあることに違和感を感じつつ外してきました。
つづく…。