ケンリックサウンドのスタッフ、鈴木の誕生会をささやかながら行いました。細井が購入したケーキたち、その中から甘いものなら全て飲み込む鈴木のお眼鏡に適ったのは、メゾン・ド・プティ・フールさんのかわいらしいケーキでした。
そのケーキに何故か三桁分のロウソクを立てて、皆で喜んでいます。年令不詳の誕生会は記念撮影の緊張からか?メラメラと燃え上がる炎を消す際には、鈴木の小さめの口から吹き消しません。
数々のユニットたちのエッジ交換、リコーン、ダンパー交換…そのレストアで鍛え上げられ、つるりとした筋肉質の手首から繰り出されるスナップのみ。そこから放たれた空気圧はJBL2235Hも凌駕するほどの俊足で、忽ち三つの炎を消し去りました!
姿を消した炎の後、間をおいて立ち昇る煙の軌跡の向こう側に唖然とするその他スタッフ達。中国拳法の使い手?空手家?いや、正真正銘のレストアラーです。手でロウソクを消す誕生会は初めてです。ささやかながらも笑いに包まれながらお開きとなりました。
↑吹き消すと思いきや…↓スナップにより消火。
そんな急激な冷え込みの中行われた温かいパーティーの前には、バイラジアルホーンが目を引く、シックなJBL 4435のレストアが始まっています。ホーンの汚れも酷く、鋲は割れ、くすみも目立ちます。既に修理に運ばれた2234H 4本は全てセーム革エッジに交換。へたったダンパーも交換します!
つづく…。