2014年10月20日月曜日

スプーン と 名機JBL4344 下塗りバージョンアップによる塗装

JBL4344のサンディングが進む中、自宅では小さなスプーンを、今までよりも小さな四方反り豆鉋によって凹みの削り込みを進めていました。私の薬指ほど台の大きさです。ここに刃を仕込んで、あまり台から出さずに薄削りしていきました。





材の厚みも限られていますので、追い込み過ぎたり、調子に乗りすぎると、凹みの部分に穴が空いてしまいますので、適当なところで鉋を置きます。真ん中部分は厚めにして、強度を維持しつつ、周囲は薄くして口当たりがよくなるように考慮します。凹みのRが決まったら、外側、外周、柄の部分の形状を決めていきます。外形から決めますが、最初にデザインしていたラインよりも幅を狭くしても良さそうです。凹みの外周も先端をカット、外周のラインを整えます。綺麗な木目も見えてきました。


そして、JBL4344は次なる美肌効果、バッフル、バックパネルの塗装を行なっています。今回は下塗りに使うローラーの素材を再検討、より効率的にオリジナルに近づくものと思っています。日々の「カイゼン」でより良いものを作りあげたいと思います。