↓サンディング前。粉っぽい。
JBL 4344はサンディングを行いました。底面は既に完了、両側面と上面の作業を進めています。最初はとにかく木の色味を明るく導き出してあげます。ここでしっかり表面をピーリングして、古い塗料を落とし、ムラを切って行きます。ここでムラを残すと仕上がりに微妙に影響を残しますし、そのムラを隠そうと塗料を重ねていくと、木肌の味はなくなり、安っぽい変に艶光りした仕上がりになってしまいます。均一にしっかり木肌を出して、最低限のWAX塗布で済むように仕上げておきます。艶やか。
そしてこちらは小麦色に焼けた腕で久しぶりの蒔絵作業。4333Aスペシャルは現在、最初に蒔いたシルエットの粉固めが完了しましたので、線描きの工程に移っています。羽のアウトラインを一本一本描き込むことによって、ぺたーっと平面的だったシルエットの状態が、躍動感をもち、立体的になってくるはずです。ここからまたじわじわと作業を進めていきます。
つづく…。