背面には天面、両側面に塗られた塗料が液垂れをおこしていて、底面はそれら3面よりも1段階明るい塗装が施されています。おそらくこの底面の色味がオリジナルであり、残りの3面は後から塗られたものだと推察されます。ケンリックサウンドでは、グレイもオリジナルに合わせ調色しています。したがって私が抱いたような違和感を持つことなく、オリジナルと見紛う色味でしかも、状態の良いシックなJBL4343ASFを堪能できるはずです。
塗装の前には傷などをパテで埋めていきますが、バックパネルに生じるような隙間は液体の充填剤を塗布したのちにパテ埋めして、エンクロージャー内部の密閉性を損なわないように1工程足しています。
↓埋まりました。
バッフル面はマットブラックにこれから塗装していきます。まだ全ての面を塗装したわけではありませんが、すでに生まれ変わる鼓動が伝わってきます！
つづく…。
