2014年6月5日木曜日

お客様の声 千葉県 秋田様 JBL 4344 エッジ交換 エンクロージャーレストア・修理









【お客様のコメント】

JBL 4344でお世話になった、千葉の秋田です。

いろいろありがとうございました。エッジを張り替えたので、音のビリツキは全く無くなり実にすっきりした気分で聴いています。納入からほぼ3週間、特に問題はありません。

当初はエージング不要と聴いてましたが、低域に気のせいか”音の硬さ”を感じました。

あれから毎日音だしをやって、ならしているつもりです。前の4344は10年間も鳴らし続けていたわけですから”音そのものは”のびのあるいい音を出していました。

エッジ張替えをやったら”音質”が変わりはしないかと内心、心配していましたが、なんら問題ありませんでした。

もっぱらJAZZばかり聴いておりますので、4344は素晴らしいと思っています。アナログは真空管で聴いています。その昔新入社員だったころから給料をもらうごとにLPを一枚、コツコツと買っていました。今でも時々新譜を買います。

JBLとの出会いはその昔お店で”L-77”を衝動買いしてずっと使っていました。10年前に4344を購入し(中古で)、毎日4344でJAZZを楽しんでいます。・・・・・・良いですね。

写真を添付しました。居間兼書斎兼オーディオルームです。片付いて無くてすみません。部屋はおよそ20畳、ペアガラスの2重窓、壁はボードダブル、部屋のドアーは防音扉にしています。

以上、近況ご報告まで。



【ケンリックサウンドからのコメント】

秋田様、このたびはJBL 4344の修理・レストアのご依頼誠にありがとうございました。また、貴重なコメントと画像に感謝いたします。

エッジは弊社にて金型製作を行ったKRS人工セーム革エッジです。ウーファー、ミッドバスを、こちらのエッジに交換しております。コシが強く、キレのある低音が出ることが特徴です。もちろん耐久性も高く、半永久的な使用が可能です。

また今回、お預かりした4344キャビネットには、キズやくたびれが多数見られましたので新品仕上げ加工をお薦めしました。キズ補修後、表面を研磨してワックスを再塗布、新品仕上げにすると、明らかに音が良くなります。これは楽器と同じ考え方です。弊社で取り扱う4344と同じ外観品質に生まれ変わりますとオススメして、作業を実施しました。

お客様から古いスピーカーの修理相談を受ける際、「外観はボロボロでも構わないから音に関わる内部だけ修理してよ」とおっしゃる方が多いです。しかし、スピーカーはキャビネットも共鳴する重要な部分です。人間の肌と同じように表面がかさついていたり、ひび割れたり欠けている状態だと、潤いある音や均一に美しい響きを生み出すことはできないのです。

この4344をこれまで10年お使いとのことですが、さらにまた10年、20年と、引き続き良い音でご愛用ください。

秋田様、今後ともよろしくお願いいたします。