こちらはそのままでは終わらせません。丁寧に手をかけていきます。
↓サビ取りを待つプレート。
吸音材の状態が非常に芳しくなかった、こちらのコンプレッションドライバーJBL 2421Bはスロート吐き出し口にもゴミがたまっています。きれいに拭き取った後にバックカバーを外し、ダイヤフラムを確認していきます。内部配線や端子にこびりついた吸音材、ダイアフラム(ダイヤモンドエッジ)にもそのカスがたまっているのが見て取れます。時間の経ったこのタイプのウレタンは粘性を持っています。端子にこびりついて剥がれなければ、それはそれで問題を起こさないのかもしれませんが、ダイヤフラムに入り込んだ吸音材は、異音材に変化して悲しい物語を奏でます。そんな調べを防ぐために吸音材の交換、ギャップ清掃に工程を進めます!