JBL4343AWXはアッテネータを交換しています。今回はロジウムメッキ端子も交換しますのでターミナルボードはキャビネットから外しました。コンデンサー交換やテフロン銀メッキ配線の交換は、オーダーの項目の中に入っていませんでしたので、ネットワークボックスははずしません。ただビビリの原因になりますので検査しようとしたところ、何か違和感を感じました。
そこで、よくよく見てみると、片方のネットワークボックスが、天地逆になって設置されていました。約8センチほどの厚みのあるボックスですが、コンデンサーや基板はワックスでこの中に固められています。そこからパンチングメタルの上左右2箇所に設けられたところから、ターミナルボードに向かう配線の束とアッテネータ、各ユニットに伸びる配線の束の2種類が出ています。
↓この写真はキャビネット自体が天地逆(上が底面、下が天面方向になります、バスレフポートが右上に見ることからお分かりいただけると思います)。
その2種類の配線の束の出口が上にあるべきなのですが、今回は一方は上で、もう一方は下向きに付けられていました。ここは条件を同じにするため、正しく設置しておきます。
つづく…。
↓交換されたL-Padと地面に置かれる交換前のL-Pad。ネットワークボックスの向きも修正済み。