ケンリックサウンドではシングルニットJBL純正ジャージ生地も在庫して対応していますが、こちらの生地はJBL43XXシリーズに使用されるダブルニット生地に比べ当然薄くなります。したがって、角の凹み、欠け、そういったフレームの不具合を素直に表に出してしまいます。
そのような不具合が表に出ないように細かい処理を進めておきます。パテの乾燥、塗装後の乾燥待ちの間にエンブレムの補修を行います。ネジ式のピンタイプが付いていますが、4本のうち1本が外れていました。こちらは接着し直すことで、元の状態に戻しておきます。
サランネットフレームの補修後に生地を切りだして張り直していくわけですけども、素直に溝に食い込まない場合もあります。その場合は下処理行って溝に食い込ませていきます。このはめ込みによるサランネットの張り方は部分的にですがJBL DD55000エベレストにも使用されている方式で、エベレストの場合は上から見ると鈍角になった部分に使われている方式です。
後は生地をカット、エンブレムをつけて完成です。
つづく…。
