JBL4343BWXはバッフル面の塗装の準備の為、タッカーで打ち込まれた芯を取り除いています。16ミリほどの長さの芯がしっかりと撃ち込まれています。
タッカーによって留められていたマジックテープは簡単に引っ張り剥がすことができますが、芯は一筋縄では取れません。あれやこれやの方法で一本一本抜いていきます。今でこそ効率的な方法が見つかりましたが、それまでは苦労、苦労。地味な作業ですが時間のかかる作業でもありました。取り除いた後はその穴ににパテを埋めておきます。
↓集めるとそれなりの量があります。
パテを埋めたところは紙ヤスリをかけて平面にします。しかしながら、やたらめったらパテ埋めして、ここぞとばかりにぐいぐい削っていくのではなく、マジックテープの範囲程度でヤスリをかけておかないと、つるりとしてそこだけ塗装した後にテクスチャーが変わってしまいます。
その辺も見極めながら作業を進めます。ここまでくれば後はマスキングをして塗装の準備に取り掛かることになります。
つづく…。