2015年6月12日金曜日

JBL4343AWX アッテネータプレート シリアルナンバー打刻準備!

JBL4343AWXのアッテネータプレートに打刻しました。幅1ミリ高さ1.5ミリ程度の数字の刻印です。それは一文字一文字打刻するわけではなく、数字のコマをハンドルにセットしハンドルのお尻をハンマーで叩くことによって数字が転写される仕組みになってます。










慣れないころは深さが一定せず浅過ぎたり深過ぎたりします。打刻した跡に墨を入れるわけですが、浅ければ墨がのらず、深ければ墨がのるのは良いのですが、数字ばかりでなく刻印の角まで転写されてしまい、それがアッテネータプレート上では傷として認識されてしまいます。
数字を並べる位置関係に加え、ちょうど良い深さ、打ち込み具合を確認するためにも不要なアッテネータプレートにて確認しておきます。











今でこその確認を一回で終わることが多くなりましたが、それまでは何度も打ち込むことがありました。それは数字のコマによって深く入るコマ、浅く入るコマがあり、どちらかに合わせると不具合が出ることになって、そのことに振り回されていたからでした。












ある範囲の中で同じような仕上がり感を得るために、一定のある基準を境に強目に入れるコマと弱目に入れる駒をテスト打刻で確認して、自身の打ち込む感覚を調整します。その調整範囲もパターンが見えたので、強いコマ、弱いコマを振り分けするよりも、(コマの関係は相対的でコマの組み合わせによって基準範囲が変化する)ぱっぱっとリズムよく仕事ができます。