JBL4331修理はホーンの再塗装とコンプレッションドライバーJBL2420のギャップ内清掃を行いました。こちらのホーンは一見すると綺麗なのですが、何らかの理由で色ムラが発生していましす。バッフル面も再塗装しますので、仕上がりのバランスを考えてみてもやはり塗装を再び掛けることが良いと判断しました。表面を荒らし、食い付きをよくして塗装を掛けました。
↓塗装後
また、ギャップ内清掃の前にチェックしたコンプレッションドライバー2420は、フロント側のスロート部分において埃が確認できたので除去。ギャップに関しては大きなゴミはなかったものの、鉄粉のゴミとして有力な候補となりうる赤錆が、配線を固定するネジに吸音材のスポンジとともにこびりついています。こちらも綺麗に除去し、吸音材については新品に交換します。また、ボイスコイルを確認すると、少し粘性のあったのではないか?と想像する付着物がこびりついていました。ボイスコイルをギャップから取り外す時にいつもより抵抗と、ガサゴソッと既にアタリめいたものを感じたのでおかしいな〜?と思っていたところ、案の定汚れていました。こちらを取ってみると確かに異音が無くなって、無事完了です。キャビネットの仕上げを待って組み込みます。
つづく…。
弊社取扱品、新品の吸音材に交換