北半球、日本からの距離が伸びてきた太陽との関係の中で、空気がどんどん冷え込んできました。私の年齢ならば残り二桁は楽しむことができるであろう冬の季節は、秋の置き土産である木の実、果実で盛り上がります。今日は柿の木坂 キャトルさんのマロンパイをいただきました。夏の暑い時期にタップリ栄養をためこんだ、渋川栗のしっとりとした甘さは、パイ生地にほのかなアクセントを加え、表面にかかるシュガーから目覚めさせるような刺激をうけ、口の動きが止まりません。中のマロンクリームはアーモンドと混ざってとても香ばしく、ゴロリと中央に鎮座した渋川栗とともに栗の香りを倍増させます。女性のこぶし大くらいの大きなマロンパイは食べごたえ十分です。
さてこちらのコーティングは、最良のアクセントになるのでしょうか?JBL4331AはWAXを掛けました。ワックスを掛けることで粉っぽい表面がしっとりと呼吸を始めます。サンディング完了段階で控えめに輝いていた表面も、この工程を経るとツヤ感が徐々に増していきます。ここでワックスを厚く残したり、拭き取りが甘いとムラの原因になりますので、拭き取りの際にはエンクロージャーからの反射光の位置を変え様々な角度からその残り具合をチェックしていきます。
正午のまどろみの中で。
つづく…。
↓昼休み前。