

縦方向に走る桟はバッフル面とキャビネットとのクリアランスを決める大事な要素になります。基本的にこの桟によってみた目の空き具合が決まります。マジックテープによって固定される取り付け位置は決定しますので、使い手の方によって微調整は可能です。しかしながら、その手をなるべく煩わせたくないので、理屈で出てくる数字と、現物、現状の兼ね合い(木の反りなど)の中でよりベターな位置を決めていきました。位置が決まると、塗装して、マジックテープを予め貼り、タッカーで剥がれないように処理したのちに、接着します。はみ出ないように、必要十分な量から気持ち少なめにとどめておきます。予め刃物で位置ぎめした場所にそっと貼り合わせ、養生した台車を重石として寝かせます。立ち入り禁止区域を設定して乾くのを楽しみに待ちます!

↓桟の塗装が完了し接着待ち。



↓漬物状態にします。




