マグロはその漁獲管理の声が高まり、その希少性が高まっていますが、巷では今もってマグロの解体ショーが人気です。ケンリックサウンドには、こちらも貴重なJBL D130Fが、修理依頼品として持ち込まれました。弊社の板前も腕が鳴るところです!
こちらのユニットはダンパーが沈み込み、エッジも水平が保てていない様子です。また、コーン紙も折れ曲がり、リコーン必至です。そこで板前、鈴木がMadonna『La Isla Bonita』をバックに、ラテンのリズムに乗せて流れるような手つきでひょいひょいひょいとコーン紙をものの見事に解体していきます。エッジにナイフを差し込み、固定したままユニットを回して、切り離していきます。リード線をニッパーで切断、ダンパーにも刃を入れて、フレームからアッセンブリーを取り外しました。鈴木がニヤリと歯を見せて完了。ライティングとともにちょっこりエロティックな解体ショーとなりました。
その脇で過ごした木曜なんの日、蒔絵の日。火曜日から変更になりました。次の日が休みですと湿度のコントロールがままならないので、変更希望が了承され、移動となりました。この日も鳳凰の尾っぽを増やしています。
つづく…。