JBL4344Mk2はスペシャル外部ネットワークを使用するため、端子板を新規で製作します。ツィーター、コンプレッションドライバーホーン、ミッドバス、ウーファー、それぞれに直結する金メッキ端子をプラス、マイナス、合わせて8本装着します。まずは、既存の端子板を外したホールに、ベースとなるボードをはめ込む加工を進めます。JBL4343などとは違い、横長にとったバランスは面積も広く、端子の配置に再検討を要します。
使用する板材はJBL4343などの端子板に使用されているMDFボードを選択しました。留め具に関しては、JBL4344Mk2は端子板が外側から木ネジで留まっていますが、今回はJBL4343などの仕様と同じように、内側に留め、それをインチネジとTナットで固定するタイプにバージョンアップしています。板材の必要寸法を割り出し、ネジ穴の位置は現物合わせで調整します。それぞれキャビネットに個性がありますので、なかなかネジ穴などの細い位置は、十把一絡げとはいきません。仮止めで問題なければ、金メッキ端子の穴加工に入ります。
つづく…。