JBL4312Mk2スペシャルはリコーン作業が進行中。ダンパー、エッジをフレームに接着しました。何も接着しない状態で、当たりがない場所があるのかどうか?確認します。上下左右、斜めに動かしてみてボイスコイルとギャップのクリアランスを確かめて、おおよその位置を探ります。この時点で当たりがない場所を見つけて、リード線を端子にハンダ付けした後に、ボイスコイルのセンターを出していきます。センターがずれないように音を微調整を繰り返していきます。時間を決めて、接着剤の硬化の進みに合わせ、徐々に音量を上げていき、振幅を大きくして、確認。とにかく、硬化するまでの限られた時間の中で確認を繰り返すことになります。
前もって指やヘラで押さえておいたダンパーや、エッジに浮いているところがないか?もう一度確認し、浮きが無ければ、ガスケットを貼って重しをして固めます。また、コーン紙の表に出ているリード線、ボイスコイルは接着材で固めて、黒くコーティングしておきます。残すところセンターキャップの張り込みとなりました。
つづく…。
↓センターキャップ仮置き。