2014年3月14日金曜日

南アフリカに向かうJBL4343AWX と JBL4333BWX 修理開始

ブラジルワールドカップを控え、南半球が熱くなってきました。ケンリックサウンド内では、今のところブラジルへのワールドカップ観戦を予定しているスタッフはいませんが、前回ワールドカップ開催国、南アフリカにレストアをしたJBL4343AWXが旅立って行きました。この後木枠による、頑丈な梱包が施されます。ワールドカップに匹敵する、またはそれ以上に熱いサウンドを南半球、南アフリカのお客様に届けてくれることと思います! ちなみにこのお客様は前回、YAMAHA NS-1000M ビリジアン・サンバースト仕様をお買い求めくださいました。今回はJBLスピーカーをリピート購入ということになります。





















さて、国内ではJBL4333BWXの修理に取り掛かっています。アッテネーターの新品交換、それからノブも新品に交換します。アッテネータにアクセスしてみると、大きい方のアッテネータはくるくる回る状態でした。ノブについては、調整を繰り返しているうちに、凹部の角がどうしても欠けてきます。こちらの場合も同様な状態になっていて、毛羽立ちも目立ちます。見た目のことだけで言えば、かなり気になるところだと思います。

アッテネーター自体はガリが酷く、交換は必須だったのではないかと思わせます。容量に合わせ、新品のアッテネーターをチョイスします。ノブを付けた時のバッフルからの見え方を、交換前と同様な見え方にするための調整を行い、固定。それから、配線をハンダ付けしていきます。アッテネータープレートに合わせて、今度はノブを調整、固定、これでインストール前準備が完了しました。
つづく…。

↓キャビネット、綺麗です。大事に扱われてきたことがうかがい知れます。




↓一見綺麗ですががりがあります。