ずいぶん久しぶりの投稿となってしまいました・・・レストア担当の白片です。
ケンリックサウンド入社以前は、音響機器や電気関係とは全く無関係なインテリア調度品の『塗装業』に長年従事しておりました。自社木工ショップより仕上がった額縁、美術品台座、家具、鉄製品等に水性
/油性スプレー塗装、ステイン塗装、カシュー塗装などを施す業務です。
一重に木工塗装と言いましても、その木材・木目にあった塗料・仕上げがあります。まずその土地の風土や湿度などが仕上がりに大変影響しますし、使用する木材の個性を見抜き、相性の良い塗装方法を見つけてあげる事が一番重要です。
スピーカーは音響機器ですので音質(中身)が最重要項目ですが、ウォルナット・キャビネットの美しい木目(外身)を愛するJBLファンも多いのではないでしょうか?
これまで弊社では、ピアノブラック、ホワイトステイン、ダークウォルナット・サンバーストなどのスペシャル仕上げ商品を発表して参りましたが、このたび自分の培った木工塗装に関する知識と経験を活かし、オリジナル・フィニッシュを施した新商品を開発する運びとなりました!
写真は試作品用に使う簡易サンプルとして、端材にウォルナットのツキ板を貼っている所です。現在、構想が3~4つありますので、まずは材料を日本全国・海外から取り寄せ中です。実験の進行状況は随時お知らせ致します!
つづく