2013年10月22日火曜日

JBL 名機 4345 修理開始

大人気、JBL4345の修理を始めました。お問い合わせの多いJBL 4345ですが、4350ほどではありませんが、4343などに比べてサイズが大きいので、載せている台車もいつもよりも大きいサイズの台車を使用しています。すでにユニットは担当部署に回っていますから、空箱になっている状態。これでユニットも入ったら素晴らしい重さです。



また、このサイズになりますと袴を履いてます。この袴にはその破損を防ぐためにプラスチック製の頭がついたピンが一台当たり八本刺さっています。この頭が割れていることがよく見受けられます。また、袴自体も欠けていたりしますので、うんしょっ!うっ!どっこいしょと肩をしっかり入れてひっくり返します。欠けている箇所はパテを埋め、古いピンは取り除きます。袴と底面をつや消しブラックに塗装した後、ピンを打ち込みますが、頭とピン部分が一体になっている銅製のものを使用して強度と音質向上を確保します。やはり金属の方が似合ってる気がします。この後、いつも通りの木部のサンディングに移ります。